成和設備工業所はBCP活動に取り組んでいます。

成和設備工業所では、BCP活動の一環として、以下のことに取り組みを行いました。

社屋浸水対策(簡易土嚢袋[アクアブロック]の設置)

岡山県では岡山市東区の浸水被害や倉敷市真備町の堤防決壊など、豪雨による水害が相次いで発生しました。
弊社でも社屋への浸水対策として、アクアブロックを購入・設置しました。
このアクアブロックは乾燥時は400g程度ですが、水を吸うと膨らみ20kg程度の土嚢になるというもので、水害防止に活用するため、扉やシャッターなど浸水が想定される個所に設置しました。

簡易土嚢袋[アクアブロック]の設置
簡易土嚢袋[アクアブロック]の設置


「台風等災害に備える10のポイント」啓発資料の配布

弊社では災害対策啓発資料「台風等の災害に備える10のポイント」を作成し、社員・協力会社への配布を行いました。
災害に備える対策や行動をいざという時に想起しやすいよう、以下の10項目に分類しました。

  • 風雨対策
    屋外排水口の確認、飛散物防止対策、窓ガラス破損時の減災
  • 生活備品
    飲料水保存、浴槽水張(生活用水)、食料品・生活必需品の確保
  • 通信手段
    スマホ・パソコンの充電100%、災害伝言ダイヤル(NTT171)、au・softbank・docomoの災害伝言ダイヤル
  • 避難手段
    車のガソリン事前満タン、避難場所・経路の確認(ハザードマップ)
  • 避難心得
    火の元確認、コンセント抜き、電気ブレーカー落とす、戸締り確認
  • 停電対策
    冷蔵庫(保冷剤)、簡易ガスコンロ、乾電池、充電機器
  • 避難持出
    避難バッグ内容物の確認(日常から事前管理)、雨具
  • 浸水対策
    可能な限りの機材高所移動、出入口・床下換気口の閉鎖
  • 避難要領
    車以外の避難手段も計画(自転車・バイクetc)
  • 命を守る
    不要な外出を控える、早めの避難を、近隣への声掛け
台風等災害に備える10のポイント


「成和設備の非常事態の基本対応」発行啓発

また、水害や台風のみならず、災害や感染症流行、暴動などいかなる非常事態が発生した際でも、組織として冷静に対応できるよう基本対応を規定しました。
被害規模を想定し、限られたインフラの中でも社員の生命・安全を確保し、事業を継続し雇用を守ることを目的として、課題の分析・事前の対策・対応手順を策定しています。



2020年9月30日